公開日 2025.01.24 更新日 2025.01.24
採用手法がマルチ化した昨今、「Airワーク 採用管理」や「Indeed」など、求人原稿を自分で作成する人事担当の方が増えています。
求人を作成して掲載したあと…しばらくして管理ページを見てみたら、こんなエラーメッセージが出ていた。なんてことはありませんか?
Indeed PLUS連携サービスに求人を掲載されていない理由としては、
求人票の内容に不備があり、「Indeedおよび連携求人サイトの審査に落ちてしまっている」ことが原因と考えられます。
Indeedおよび各求人サイトにはそれぞれ明確な掲載基準やポリシーがあり、NGワードを使用していたり、求人情報の具体性が欠いていたりと…求人原稿がガイドラインから違反した場合、Indeedや連携求人サイト(リクナビNEXTやタウンワーク等)に掲載されません。
その場合、原稿内容や設定など、原因となりそうな箇所を一つずつ見直して修正し、再審査を受ける必要があります。
掲載基準すべてを説明すると膨大な量になってしまいますので、今回は「掲載時にエラーが出てしまう原因」を上位3つにまとめて解説します!
勤務時間を記載する欄は、【雇用条件】タブにあります。
各項目は基本的に選択式になっていますが、「項目の見方がちょっと分かりにくい…」なんてことも多く、よく分からないまま選択・記入してしまうと、エラーが出てしまう場合もあります。
例えば、【勤務時間の記載方法】の欄。
こちらは、「総労働時間」か「実働・みなし労働時間」のどちらかが選択可能です。
もし「9時に始業、18時に終業(休憩時間は1時間)」といったように時間が固定されているのであれば「実働・みなし労働時間」を選択し、【1日あたりの実働時間】と【1ヵ月の勤務日数】を入力しましょう。
1日あたりの勤務時間が変動する場合(勤務形態が変形労働時間制の場合など)は、「総労働時間」を選択することで、1週あたり総労働40時間…といったような記載が可能です。
また、どちらの場合でも具体的な勤務時間や休憩時間、早出・残業などの条件がある場合は補足説明欄に詳細を記載しましょう。
詳細な勤務時間などの補足説明があることで、求職者にとっても分かりやすいですし、選択した「実働・みなし労働時間」「総労働時間」と相違ない証にもなりますので、原稿の審査で落とされる可能性はぐっと減ります!
続いて固定残業代についてですが、求人作成画面上では、下記3つから選択可能となっています。
その中でも、「あり(フリーテキスト入力)」を選択したときは、注意が必要です。
固定残業代を記載する際には、下記の3項目の記載が求められています。
・固定残業代として支払う金額(例:1ヵ月あたり30時間)
・残業代に相当する労働時間(例:1ヵ月あたり4万円~7万円)
・上記の労働時間を超えた場合の、超過分の残業代の取り扱いの有無(無い場合はその理由も)
これらの記載がない場合は、ガイドライン違反として掲載されません。
また、「あり(フリーテキスト入力)」の場合は、審査に時間がかかってしまう可能性も高いです。
特別な事情や説明がない限りは「あり(テンプレート入力)」での記載をおすすめします。
有期雇用契約(契約社員)とは、一定期間の契約を条件としているものですので、原則定年の概念はありません。
そこに定年制などの年齢制限を導入してしまうと、その契約は期間の定めのない社員(無期雇用)と同じだと判断されてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
…さて、IndeedPLUS経由で求人が掲載できない原因として、上位3つを取り上げてみました。
内容からも分かるように、単純に「NGワードの使用」といった原因だけではなく、求人の細かい設定や書き漏れなどで、審査が通過しなかったというパターンも多いんです。
もし、原稿を作成した上で「この原稿で大丈夫かな?」 「この選択項目はどういう意味だろう?」といった不安や疑問が少しでもありましたら、ぜひ弊社まで相談ください。
Indeedから認定されているパートナーとして、採用ターゲットの設定や求人票の作成など…、お客様に寄り添いながら、Indeed PLUSを有効活用するための総合的なコンサルティングをさせていただきます。
株式会社KRS編集部
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