クリエイティブ以前に、まずユーザーの動向が大前提。

公開日 2021.02.05 更新日 2021.02.05

クリエイティブ以前に、まずユーザーの動向が大前提。

「原稿をどうするか」というお話になったとき、求職者の志向には配慮できても、もっと大前提となることは意外と忘れてしまいがち。たとえば、求職者の大半はスマホ端末で閲覧するということ。デスクトップのモニターで、よし!いいかんじ!と感じた印象も、スマホで見たら「あれ?よくわかんない」と感じることもしばしば。という経験はありませんか?

この件は数年前から問題視されてきましたが、いまだにスルーされやすい部分です。どれだけいいものを作れたとしても、見てもらえなかったら意味がない。応募効果がわるかったとしても、それは内容うんぬんより、そもそも見られていない可能性があるということです。そこで今回は、微力ながら求職者の動向に合わせた原稿をシンプルにご紹介します。

原稿といっても多種多様なので、今回は主に中途採用を目的とする「リクナビNEXT」のオプション商品「女性の転職特集」記事に絞りたいと思います。求人サイトトップ画面に 「女性の転職特集」という バナーが表示されるため、女性転職者からの閲覧数が増えるのが最大のメリットです。では、最初の例です。

例① スマホ端末でも表情が伝わるビジュアルに!

デザインをどうするかよりも、思い切って表情のアップを活用するほうがビジュアル効果としては有効です。

例② 元販売・サービス職の転職組を意識する!

今度はターゲットのお話になります。特に販売・サービス職出身の転職者が多くいる昨今では、「自分でもできるだろうか」「自分の武器はなんだろうか」と不安に感じる人も少なくないと思います。「コミュニケーションが好き」ということを肯定してあげるだけで、好感度アップ間違いなしです。

例③ 技術職・専門職の掲載で埋もれない発見率を!

こちらもターゲット設定の観点から。女性の転職特集に掲載する件数の多くを占めるのは、やはり営業職や事務職。その中で技術職・専門職があるだけでも目立つのではないでしょうか。先ほどの②と合わせて考えたとき、元販売・サービス職の求職者が未経験から無理なく始められる手に職を探していることもあるということです。そんな出会いの場を作れれば良いかなと日々思います。

一部をご紹介いたしましたが、林企画の制作メンバーは営業メンバー同様、求職者の動向を意識して制作に取り組んでおります。掲載するだけなら代理店業は不要。どう掲載するのが効果的なのか、さまざまな飛び道具が揃ってきた今だからこそ、ぜひご説明差し上げる機会をいただけたらと思います。

監修者

株式会社KRS編集部

株式会社KRSでは、求人広告や人材紹介・採用実務サービスなどといった、企業様の採用活動を支援するあらゆるサービスをご提供しています。企業様にとって悩ましい人材不足を解決するために皆さんにお役立ちする情報発信を心がけておりますので、ぜひ参考にしてください!

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