【新卒】今年の内定率からみるコロナ禍の内定取得の中身と内定者フォローのポイント

公開日 2020.10.13 更新日 2020.10.13

【新卒】今年の内定率からみるコロナ禍の内定取得の中身と内定者フォローのポイント

≪就職内定率は88.7%≫

2020年10月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は88.7%となりました。新型コロナウイルスの影響で昨年と比べ低い状況ではあるものの、内定率の増加は続いています。前月差は+3.7ポイントで、今後も緩やかに増加していくことが見込まれます。一方で、内定辞退企業数は0社と回答する学生が例年より多くなっています。新型コロナウイルスの影響で就職活動への不安を抱えた学生が、会社や働く事への理解を深められないまま入社を決めた可能性もあるため、例年以上に内定者のフォローが重要になってくると考えられます。

※就職みらい研究所(株式会社リクルートキャリア)2020年10月1日時点

 

≪内定者フォローでは、学生と企業相互の理解を深めていくことが重要!≫

2020 年4月に就職予定だった学生に、大学卒業時点での就職予定先に対する不安の有無を聞くと「不安がある」は49. 9%に対し「不安がない」は26.4%でした。更にそこから「就職先に対する自己認識」について3つの項目で調査したところ、下記の通り結果が出ました。

■確定している就職先のことを理解できている

「不安ない」と答えた学生は「あてはまる」が32.2%であったのに対し、「不安がある」と答えた学生は9.5%だった。

■確定している就職先は、自分のことを理解してくれていると感じる

「不安がない」と答えた学生は「あてはまる」が30.5%であったのに対し、「不安がある」と答えた学生は7.2%だった。

■「入社予定企業や組織等に就職することに納得した」

「不安がない」と答えた学生は「あてはまる」が58.7%であったのに対し、「不安がある」と答えた学生は34.8%だった。

就職予定先についてはっきりと「理解できている、理解されている」という実感を持てるかどうかで、入社前に不安を感じるかが変わってくることが見受けられます。

 

≪納得して仕事と向き合える姿勢を醸成出来るようなフォローを≫

また、下記の「就職先を確定する際に決め手となった項目」についての調査によると、不安がない学生は自らの成長への期待感を持っていたり、働く人や会社が合っていると実感できていたりする事が分かります。

※就職みらい研究所(株式会社リクルートキャリア) 調査期間:2020年3月15日~3月19日

 

学生と企業相互の理解を深めていく為に、当社では、新卒採用の関して様々なサービスを行っています。例えば…

■内定者フォローの施策 ⇒承諾率向上を目的とした施策紹介や内定辞退の際の追加施策など

■応募者管理の代行 ⇒管理画面の運用や、学生への連絡を当社が代行致します。

事務作業の負担が減り、お客様は面接や内定フォロー等に集中していただけます。これまでのデータを読み解きながら、新卒採用の成功に向けてサポートさせて頂きますので、気になることがあれば当社までお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ先:info@hayashi-kikaku.co.jp

監修者

株式会社KRS編集部

株式会社KRSでは、求人広告や人材紹介・採用実務サービスなどといった、企業様の採用活動を支援するあらゆるサービスをご提供しています。企業様にとって悩ましい人材不足を解決するために皆さんにお役立ちする情報発信を心がけておりますので、ぜひ参考にしてください!

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