リクルート初代代理店、という肩書きが魅力的だった。
大学で経営学科を専攻したこともあり、就活時は、組織を形成する「人材」に関わりたいと考えていました。また、「広告」にも関心があったため、採用広告をメイン事業とするリクルートの代理店ばかりエントリーしました。その中で、特に魅力的に映ったのが「KRS」。初代代理店という肩書きに惹かれ、実際に面接で話を聞いてみると、大手企業や外資系企業、私が知る世界的ファッションブランドの企業とも取引していたことがわかり、さすがだなって。さらに、他社の労働条件の多くは、給与に含まれる固定残業が「45h分」だったのですが、KRSはその約半分ほどだったので、他社に比べてクリーンな労働環境なのかなと感じ、入社を決意しました。
1年間の営業を経て、「インサイドセールス」という新規ポジションへ。
私は、営業職として採用されたため、最初は「売上をつくる」「お客様を増やす」というのがメインのミッションでした。お客様と関わることは好きだったのですが、そのうち、もっと広告に触れたい、売上というより採用目標にコミットしたい、という想いが強くなっていきました。そんな時、「Indeed PLUS」という新商材のリリースを機に、広告掲載後の運用が重視されることに。「運用」というのは、採用目標をクリアするまで広告内容やプランを改善していく、言わば「アフターサポート」のような役割です。かねてから、そういった意欲が強いことをアピールしていた私に、社長が「営業経験を活かして新ポジションをやってみないか?」と声を掛けてくださいました。これまでとは違った視点でお客様と関わり、仕事の進め方もまったく新しいものになるプレッシャーはありましたが、課題解決の領域に深く踏み込み、広告にもっと触れることができると思い、挑戦してみることにしました。
かっこよく言えば「リピート」と「拡販」がミッションだけど、私的に言えば「どれだけ丁寧に寄り添えるか」が最大のミッション。
具体的には、「応募どうですか?」と定期連絡を入れたり、改善が必要であれば、何を改善すべきか調査してお客様に提案したり。原稿を編集することも多くありますが、一つ気付いたのは、どんなに良い原稿を掲載しても、狙いのターゲットに見られなければ意味がないということ。ですから、まずは原稿がどれだけオープンに機能しているかを分析し、内容を修正するというより、どの箇所に手を入れればターゲットに届くか、反応するか、を重視しています。最初は、正解が分からず手探りで進めていたのですが、お客様は、そんな私以上に状況を把握できません。改善策の内容と共に「理由」も丁寧に説明することで、私の考えを理解してもらうことをスタート地点にしています。その甲斐あってか、お客様から評価していただけることが増えてきました。電話で話すときも、メールを打つときも、『丁寧さ』を常に意識することで、私に直接連絡をいただけるお客様もいたり、効果改善の際に感謝の言葉をいただけたりと、少しずつ手応えを実感できるようになりました。
「人がいい」とか「優しい」とかじゃなく、もっと別の次元で「人」が魅力。
入社前から抱いていた「人材×広告」のお仕事を、ポジションチェンジを機にもっと楽しめるようになりました。そのきっかけを辿ってみると、やはりKRSの魅力は「人を視る」ことなんじゃないかと思います。例えば、それぞれのポジションで同部署の先輩がフォローしてくれるのはよくある話だと思いますが、KRSの場合は、社長とも距離が近い。個々の向き不向き、成功や失敗も、社長クラスまで知っている環境です。だからこそ、ポジションチェンジのチャンスももらえたと思いますし、いろんな角度から人を評価することができるのだと思います。「人を活かす会社」。ひと言で言うと、そんな印象です。