公開日 2026.10.29 更新日 2026.10.29
応募課金型が魅力のアルバイト・パート採用に強い求人メディア「ギガバイト」。
今回は、ギガバイトの2026年9月人気検索ワードに注目しました。
| 1位 | ホールスタッフ |
|---|---|
| 2位 | 未経験歓迎 |
| 3位 | 日払い |
| 4位 | 年齢不問 |
| 5位 | 倉庫 バイト |
| 6位 | オープニング 大量募集 |
| 7位 | 週払いOK |
| 8位 | パチンコ 景品交換所 バイト |
| 9位 | 医療事務 |
| 10位 | 1日単発 |
ランキング上位の特徴
正直なところ、「ホールスタッフ」が1位というのは、意外でした。
求人の職種名としては一般的ですが、人気を誇る職種だと、事務や軽作業のイメージが強いからです。ギガバイトのユーザーは、10代20代が約半数を占めるメディアなので、若年層の意向が関係していることは想像できるのですが、ホールスタッフが1位という結果だけで「若者は飲食店で働きたがっている」と結論づけるのは、違和感を覚えます。そこで今回は、なぜ、若年層が多いギガバイトで『ホールスタッフ』が検索1位になったのか、について考察してまいります。
ホールスタッフは、居酒屋・ファミリーレストラン・カフェ・ホテルのレストランなど、さまざまな業態で募集される職種。そのため、特定の企業や業態に絞る前に、まず「ホールスタッフ」という職種名で検索して、勤務地や給与、勤務条件を比較している可能性があります。
★注目ポイント★
競合が多いからと「ホールスタッフ」という職種名をあえて避け、求人原稿を作成する企業様もいらっしゃると思いますが、検索1位の事実がある以上、「ホールスタッフ」の募集で「ホールスタッフ」という職種名を避けるのは、逆に求職者の検索に引っかからないというリスクがあります。差別化を図るならば、他の部分で勝負することをお勧め致します。
10代・20代にとって、飲食店のアルバイトは比較的身近な仕事の一つ。普段利用する飲食店でスタッフの働く姿を目にする機会も多く、仕事内容をイメージしやすいのが特徴です。一方で、事務等のオフィスワークや軽作業等の工場勤務は、なかなかイメージするのが難しいでしょう。
たとえば、事務や軽作業が本命の求人だとします。
その求人が「時給1500円」「交通費全額支給」「週3日以上勤務」という条件だったとします。
その時、「身近で想像しやすいホールスタッフはどうなのだろうか」と、「ホールスタッフ」を基準にして別職種の求人を比較していたとしても、不思議ではありません。10代、20代のユーザーが半数を占めるギガバイトだからこそ、競合同士で比較するのではなく「自身が想像しやすい求人と比較する」という発想に至り、「ホールスタッフ」が検索の入口になりやすい可能性は十分に考えられます。
★注目ポイント★
同職種・同業界の求人だけが採用競合になるとは限りません。採用市場での平均時給、最低賃金はもちろんありますが、若年層にとっては、「ホールスタッフ」が平均時給や最低賃金の目安になっている可能性があるため、市場調査の一環として、一度「ホールスタッフ」で検索し表示された求人に目を通してみることをお勧め致します。
飲食店の仕事は、若年層にとっても身近な存在で、仕事内容をイメージしやすいだけでなく、柔軟なシフト制により、学生生活と両立できるアルバイトとして検討されやすい特徴があります。しかし、「マイナビ」の一般公開されている調査情報を見ると、もっと広い意味で「ホールスタッフ」というワードを捉えるべきだと考えられます。

アルバイトで探した職種のトップは「販売・接客・サービス」
27.5%
2026年7〜8月の調査結果
マイナビの調査では、アルバイトの仕事を探した人のうち、27.5%が「販売・接客・サービス」を探していました。次いで、オフィスワークが25.0%、軽作業が20.1%で続いています。これは「ホールスタッフが1位」というギガバイトのランキングを直接証明するものではありませんが、接客・サービス系がアルバイト探しにおける主要な職種群であるという背景としては有効な情報です。
※出典:マイナビ キャリアリサーチLab|非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(2026年7-8月)
飲食店に限らず、アミューズメント施設の募集においても、「ホールスタッフ」というワードは一般的に使われております。「販売・接客・サービス」のカテゴリで考えれば、アパレル店の販売員やコールセンタースタッフ等、多様なジャンルが含まれますが、学生をはじめとする若年層に馴染みのある職業という前提を重ねるならば、「ホールスタッフ」こそが、「販売・接客・サービス」の代表格になっているのかもしれません。
職種選びでは「販売・接客・サービス」が継続して上位
また、年間の市場動向をまとめたレポートでも、アルバイトで探した職種のトップは「販売・接客・サービス」で26.3%。オフィスワーク、軽作業が続いています。単月のランキングだけでなく、別の調査でも接客系の職種が上位に入っていることは、今回の結果を考察する上で非常に参考になりました。
出典:マイナビ キャリアリサーチLab|アルバイト市場 総括レポート 2026年版
【2026年9月 転職求人倍率の動向】
dodaが2026年10月22日に公表したレポートによると、9月の転職求人倍率は2.89倍(前年同月比+0.46ポイント)となりました。
・求人数: 前年同月比 +16.8% と大きく増加
・転職希望者数: 前年同月比 -1.7% と減少
企業の採用ニーズが高まる一方で求職者数が減少しており、引き続き厳しい採用競争が続いている状況です。
【今後の見通し】
今後は、冬の賞与支給後の転職を見据えた求職者の動きが活発になる一方、求人数が前年同月比16.8%増加し、転職希望者数は1.7%減少していることから、企業が求人を出すだけで十分な応募を集めることは、これまで以上に難しくなる可能性があります。こうした状況では、採用ターゲットの明確化に加え、求職者のニーズを踏まえた求人内容の見直しや、自社の魅力を具体的に伝える工夫など、採用手法や条件面を含め、競合他社との差別化を意識することが重要になるでしょう。
▼詳細レポート(doda公式)
【転職求人倍率】2026年9月の転職求人倍率は2.89倍(前月差+0.03ポイント)
今回、ギガバイト、マイナビ、dodaと、様々な情報源をもとに採用市場に関する考察をお届けしたように、弊社KRSは、複数にアンテナを張り、多様なメディア・手段をMIXした提案を行っております。新卒・中途問わず、採用まわりでお役に立てることがございましたら、是非、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
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株式会社KRS編集部
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