公開日 2025.07.11 更新日 2025.07.14
学生の就活の動きが例年より早まり、企業の採用手法も多様化するなかで、優秀な学生をいち早く獲得する手法として「オープンカンパニー」や「インターンシップ」の重要性が高まりを見せています。
弊社が取り扱うIndeedのテクノロジーを使った新リクナビでの掲載にて学生の集客をご提案する中で、新卒採用に積極的な企業は3月からすでに掲載スタートしていますが、数ヶ月経った7月現在、集客が順調なケースと集まりにくいケース、両方が見受けられました。違いはいったい何なのか。今回は現段階の傾向についてご紹介します。
そもそもこの二つは何が違うのか?
簡単に言えば、オープンカンパニーは企業や業界についての理解を深めるための短期イベント。そして、インターンシップは実際の業務体験を通じて学ぶ長期プログラム(1開催あたり)のことです。
特徴としては、オープンカンパニーは企業説明会や社員との交流がメインとなるため、基本的に全学年が参加可能です。学生の動きの早期化に伴い一年次から参加している学生も多く、弊社でも、手軽に参画できるオープンカンパニーの掲載が多い傾向にあります。
一方で、実務を体験することで就活の選択にも繋がっていくインターンシップは、学年によって制限があることが多いです。
オープンカンパニーにしてもインターンシップにしても、学生側にとっては、将来のキャリアを考える上での貴重な機会。
だからこそ学生は「参加する価値」についてシビアです。
学生がオープンカンパニーやインターンシップに参加する目的は、「その業界や職種、企業の雰囲気を知る」 「自分自身の適性を知る」 「社会人とのコミュニケーションの機会」などさまざまです。
共通していることは、学生生活では体験できない機会を通して、自分自身の成長に繋げるということ!
その目的に沿ったイベントを開催することで、マッチングする学生が集まりやすい傾向にあります。
単に業界説明や企業説明をするだけ…ではなく、人事担当や若手社員からのコミュニケーションやグループワークのフィードバック、また、キャリア相談を行うことで、学生が自分の適性や課題を見つけるきっかけとしてメリットに感じてもらえます。インターンシップであれば、業務を通した自分の成長を実感できます◎
また、企業側も学生側のフィードバックを通して適性を見極められるため、早期選考にシームレスにつなげられるメリットがあります!
たとえば、ワークショップでの成績優秀者への報酬、コンテストでの入賞者への報酬など、「本来なくても良い報酬」をあえて設置することで、イベントは盛り上がり、学生たちの印象もそれだけ強く残ります。
交通費を一部支給したり、ランチ代の一部補助したり…。そういった身近な報酬も、「働くスタッフを大切にしている」という意思表示になり、十分効果的。学生側にとっての企業イメージの向上や、志望候補のきっかけにも繋がりやすいです!
また、上記を踏まえた上で、参加する学生を意識したプログラム設計を行ったものと行っていないものの比較例をご覧ください。
弊社がこの数ヶ月で掴んでいる傾向。それは、学生が参加するメリットをきちんと盛り込み、学生に寄り添ったプログラム設計を立てている企業は、比較的学生の応募率・参加率が良いことです。
学生と企業、互いに実りのあるイベントを実現しましょう。
そのほか、KRSでは学生のターゲットに沿った新卒リクナビ原稿の作成など、さまざまな情報・ノウハウを提供できます♪
是非ご相談ください。
株式会社KRS編集部
株式会社KRSでは、求人広告や人材紹介・採用実務サービスなどといった、企業様の採用活動を支援するあらゆるサービスをご提供しています。企業様にとって悩ましい人材不足を解決するために皆さんにお役立ちする情報発信を心がけておりますので、ぜひ参考にしてください!