公開日 2025.04.11 更新日 2025.04.11
4月、多くの新卒者や転職者にとって、新たな門出となる機会が多いであろう季節。
しかしこの4月こそ、実は入社辞退者や退職者が多い時期でもあることをご存じでしょうか?
4月~6月に入社辞退あるいは退職した社員の理由で圧倒的に多いのが「入社前に聞いていた雇用条件との乖離」によるもの。
例えば…
「希望した勤務地から外れているうえに詳しい説明もなく、知らない地方に配属された」
「説明会で事前に聞いていた仕事内容とは、まったく異なる部署に配属された」
「土日休みだと聞いていたのに、月に何回か土曜出勤があった」
「求人上では【研修充実】をアピールしていたのに、実際は初日にちょっとした仕事の説明をされただけだった」
希望勤務地・配属部署・働く条件など…。
このように、入社後に事前情報とまったくちがう職場環境にギャップを感じ、退職の引き金となってしまうケースが多いです。
早々に退職者が出てしまうことは、企業側にとって貴重な人財が失われるだけではなく、採用・教育にかけたリソースやコストを考えても、大きな痛手です。
企業側と労働者側のそういったミスマッチを防ぐためにも、入社前の「内定者面談」での要件確認が重要になってきます。
社員の早期退職を防ぐには、入社前に「内定者面談」などでコミュニケーションの機会を設け、お互いのギャップやアンマッチをなくしていくことが効果的です。
人事担当者や先輩社員との事前面談を行うことで、働く上での環境や条件を改めてすり合わせることができ、新しい環境に向けて不安を持っているであろう新卒・中途社員の心的ストレスを減らすことにもつながります。
また、早期退職者の中には、入社して間もないからこそ周囲に相談できる人がおらず、一人で悩みを抱えてしまうため退職に至る…ということにもなりがちです。
内定者面談を通して、単なる条件のすり合わせだけではなく入社前から信頼関係を築けますし、内定者同士の交流や、先輩社員に質問がしやすい雰囲気をつくることにもなるんです。
社員の早期離職は、企業側にとっても労働者側にとっても大きな負担となります。
会社側の急な方針変更は仕方ないことですが、離職を防ぐためにも、内定者面談などで要件の確認を改めて行い、お互いにコミュニケーションを取ることで、働く社員の不安を取り除くことが重要です。
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