公開日 2025.02.06 更新日 2025.02.13
制作担当として原稿取材を行う中で、ある日営業から「選考フローに関してもじっくり詳細を聞いておいてほしい」という申し出がありました。
話を伺うと、求職者にとって「面接が何回あるのか」 「WEB面接は対応しているのか」 「書類選考はなんの書類を提出する必要があるのか」といった詳細の情報があることは、途中離脱率を下げる意味合いでも重要なのだとか。
たとえば、
<選考フロー>
①書類選考
②面接
③内定
とだけ記載された、簡素な選考フローを読んで応募した求職者。
選考を進めていく中で、「提出する書類が用意の手間のかかるものだった」 「面接が3回発生する、と応募後に知った」など…後から詳細を聞いて「思っていたものと違った」と選考の途中で離脱してしまうケースもなくはありません。
それを防ぐためにも、選考フローはあらかじめ詳細を記載しておく方がいいのだそうです。
選考の詳細を記載するといっても、
●書類選考(書類提出はメール添付が必要なのか?履歴書・職務経歴書などを送付する場合、WEB応募時点での情報は簡易的でもOKといった追記など)
●面接回数の記載(何回あるのか?段階を踏む場合は誰が出席するのか?)
●手段(WEB面接は対応可能か?電話応募はしてもOKなのか?)
といった追加要素を記載するだけです。
それだけでも、求職者にとっては十分な安心材料になります!
上記を踏まえ、先ほどの選考フローを修正してみると…。
<選考フロー>
①書類選考
(事前に、履歴書(写真貼付)と職務経歴書のメール送付をお願いします)
宛先:●●●●@●●●●●●●
②面接(2回)
・一次面接(採用担当/対面※WEB面接も対応可能です)
・最終面接(社長/対面)
③内定
※入社日・面接日はご相談に応じます。
※電話からのご応募も受け付けています
TEL:●●●-●●●●-●●●●
これだけでもだいぶ情報量が違いますし、選考フローのイメージがつきやすくなりませんか?
仕事内容や働く環境などは充実させていても、応募者が最後に読むであろう選考の流れについてはさらーっと書きがちかもしれません。
でも、選考フローも求人原稿を形成する重要な要素のひとつ。
企業側に募集要項を伺う際は、ぜひこの点も重視してみてくださいね!
株式会社KRS編集部
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